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こんにちは!!
果樹園なすのさんち園主です。
この農園が開業して6年の月日が経ちました。
我が家ではリンゴでは「減農薬・有機肥料栽培」野菜苗や野菜栽培では「自然栽培」を中心に安全な作物生産を心がけてきました。
その中で培った技術情報を今度は家庭菜園にフィードバックしたいと思い3年前より家庭菜園教室も始めていました。
そして今回満を持してご紹介するのが、「土作り根本講座」です。
特に自然栽培系では土作りが抽象的であり再現性が低く後継者が育ちにくいことがあげられます。
家庭菜園にしてみたらなおさらです。
この土作りをとんでもなく具体的に説明し解決の方向に導きます。
根幹であるため、私のどの講座にも精通し、どの講座も最終的にはこの技術や視点が必要になります。
もっと言えば、どんな栽培方法にもすべてに精通するため今後どんな栽培方法を学んだとしても土作りに関しては迷走しなくなります!!
なぜここまで本気で伝えたいのか。
それは私と農業の向き合い方をずっと追及してきた答えでありこれはかなり多くの人に当てはまるのではないかと思ったからです。
それは「楽をして作物を育てたい」ということです。
自然と名の付く栽培は「その手間暇」故に他の栽培よりもかなり重労働な印象を持たれることが多いです。
実際に根幹を知らなければ本当に重労働です。
しかしそれだと「安全・安心な作物を家庭菜園でするにはとても大変」になってしまうことに繋がってしまいます。
これでは安全な農作物の生産量が増えるわけがありません。
安全な農作物の生産を普及させるには「栽培が楽でないといけない」のです。
そして一番は簡単な栽培を「家庭菜園」にフィードバックすることです。
「ただ植えておいて少し草管理しておけばとりあえず収穫できる」
そんな畑を増やしたいのです。
その畑作りのサポートをしたいのです。
今回の講座は今年たまたま私の手元に「超激やせ地」を借りてくれという地主さんから申し出があり借りることとなりました。
正直、教材としてこれ以上ないほど良いもので、その土地の土壌改良期間が2年間を目標にしておりその期間だけの限定開講講座となります。
2年後は土作りが完成しているため教材として用をなさなくなってしまうので開講することが出来なくなります。
ですので、超激やせ地を1から改良する過程を生で見られるわけです。
学びの場としてこれ以上適切な環境はありません。
気になる講座内容の予定は、

1日目
「植物生理とミネラルの関係について。~そこから見える土作り~」
座学を中心にお話しします。
基本的な植物の生き方を知ってもらい養分がどのように関係しているのかをお話しします。
作物は育つうえで様々な必要な養分が必要です。
それを具体的にお話ししてその養分の検査方法までご紹介します。
畑を持っている人はその養分が入ってるのかチェックできるようになります。
講座の最後に土壌改良土地にみんなで行きそこの植生を観察し痩せ土はどういうものかを五感で知ってもらい最後に土壌分析に使う土壌のとり方をご説明します。

2日目
「養分のバランスを知り根本的な土壌改良計画を立てる。~最低限の養分でもバランスが良ければよく育つことを知る~」
土壌分析のデータを確認しながら養分のバランスとはどんな関係性があるのか。どうすればバランスをとれるようになるのか。一般的な養分とは別にあまり着目されておらずしかし自然栽培では主体となっている第二の養分の正体を具体的にお話しさせていただきます。
その後、土壌改良土地に行き、資材を全員でまき土壌改良します。
その時の資材の撒き方や今後何を育てたいかで部分的に改良の方法を変えるなどをしてみることで土作りの計画と方針を直接体験して頂きます。

3日目
「養分の補正後、作物たちの育ちやすい環境の整え方を知る。~水はけの改善・微生物の活性化~」
養分の補正が終了すれば残すは水はけや水持ちの改善、そして微生物層の改善をします。その方法をお伝えした後に、今までやってきた土壌分析のサンプルデータを使い実際に改良計画を立てて頂きます。(もちろん模擬なのでまずは体験として)
そうしてご自身でなんとなく改良するとはこういうことだと実感していただければと思いますし、土作りの根幹を体感できます。
最後に土壌改良土地に行き緑肥の種まきをして終了にする予定です。
初めて畑をやる人は最初に土を整えておくことが後々いかに楽に栽培ができるか。
今まで畑をやっていた人は何が失敗の原因だったのか。
根幹を知ることで雑草の種類や色、育ち方をみただけで畑の状態を具体的にイメージできるようになったり。
いわゆる、自然と名の付く農業の今まで抽象的で継承が難しかった部分を具体的に表現した講座になります。
さ・ら・に!!!!
かなり専門的なこともお話しするのですが、基本的に「話しだけ知っておく」だけでよく、土壌分析をされた方や講座の内容が理解できなかった部分は園主が開講より1年間「個々」でアドバイスさせて頂きます。
必要であれば土作り講座の根幹である「土壌分析」を通常でしたら1検体4000円することろを2500円で受け入れ委託させて頂きます!!
この講座は自然栽培、有機栽培、慣行栽培と多くのジャンルの知識を融合して出来上がりました。
現段階できまっていることを掲載いたします。
関心ある方お待ちしております!!
開催日程
第一回 6月12日(土)
第二回 8月9日(月・祝日振替)
第三回 9月18日(土)
受講コース

・お得な講座受講のみの「シンプルコース」
1回参加:10000円
3回セット参加:27000円

・動画付き受講の「オンラインセットコース」 6月11日(金)までのお申込み者限定企画
講座終了後もインターネット上から永続的に受講された講座を視聴できます。
復習に最適!
当日参加できなかった場合も視聴できるので安心!!
1回受講   :13000円
3回セット受講:36000円

・6月11日以降の動画ご購入の「オンラインコース」
通常価格1回講座分:15000円

・特典
特典1(条件:いずれかのコースを2回以上参加)
講座開講より1年間(翌年の最終受講日まで)講座に関する土作りの個人的なアドバイス・レクチャー(ただし電話・メール対応。現地視察は別料金有)
特典2
受入委託土壌分析の割引(講座受講時のみ)
土壌分析1検体:2500円(通常4000円)
動画の視聴権限は一回買い切りの永続視聴が出来ます。
動画視聴もしたいという方は6月11日(金)までが大変お得です!
また、繰り返しになりますが、この講座は「今年と来年の2年間のみ」の開催であり、それ以降は「オンラインコース」のみの販売となります。
お値引きも来年はまだ未定ですので今年が確実にお得になっております!!
当日、参加できない方も6月11日(金)まででしたら「一回講座分12000円」でご受講いただけます!!

お申込み方法
申込先:nasunosanchi.eco☆gmail.com(☆を@に変えてください)
氏名
TEL
Mail
参加希望講座
参加動機(簡単で結構です)

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いつも大変お世話になっております。
 昨年開催したワークショップ「シェア農」好評につき、今年も開催を決定いたしました!
昨年はいよいよ本開催(昨年は仮開催)ともあり、昨年と要綱に変更があり、より充実した内容に仕上げてまいりました!
多くのご参加をお待ちしております!

 

このワークショップは日本北アルプスの麓、長野県安曇野市を舞台に参加者全員で一つの畑を月1~2回の開講日でお世話し、少量多品目栽培していきます。
収穫持ち帰りまでがカリキュラムとなっておりますので、栽培だけでなく自身で育てた作物をご自宅で召し上がって頂くことまでが目的です。
詳しくは添付ファイルをご覧ください。
上限15名の少人数制で先着順とさせていただいております。
無農薬栽培に関心のある方、はたまた畑作業で体を動かしたい方、なかなか家庭菜園の農地が見つからない方、一人では家庭菜園を踏み出せない方、またはお近くにそういった方がいらっしゃいましたら是非お声かけください。
よろしくお願い申し上げます。

締め切り
年間参加申し込み:3月14日(木)
体験参加申し込み:随時

・ワークショップを企画しようと思った背景

普段はお客様や一般の方との接点は年に数回しかなく、もっと違った形でお役にたてることはないかと就農当初から模索しておりました。
種子法の廃止を引き金に、今後安全性がより強く求められるようになり、一方で食べ物を買う側は「どれが本当に安全かわからない」「安心できるのが有機JASマークがついているものだけ」とその安全性の判断はマーク一つしか頼りになりませんでした。
その原因の一つは「消費者側が生産者の情報をキャッチし辛い」からではないかと思っております。
農家は一人一人が自営業主でありながら生産する技術はあるものの日々の忙しい農作業に追われ、なかなかお客様との接点を作る機会を準備することができないものです。(実際私もそうです)
しかし、消費する側にしてみれば作物に安心できる一番の判断材料は 育てている農家の顔がちゃんと見えていることだと思っております。
そういったジレンマの中で模索し、まずは一緒にイベントをやたらどうかと思い立ちました。
私の身の上話をしますと、前職は農業高校の職員をしており、伝えることの心得や大切さを知っていたため、この経験を生かすことができないかと思い今回のワークショップを企画しました。

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