我が家では自家消費用にお米も栽培しています。
といいましても、昔と違い今は苗も稲刈りも委託で水田管理と田植えだけなのですが。
昔は家族総出で稲刈りを行い、はぜかけをしていたものです。
いつか自分のうちで苗から収穫までして「100%我が家のお米」を育ててみたいものです。
我が家の田植えの要、「イセキ 早苗(2条植え)」です。
今ではどこも乗用4条植えの田植え機を使っているなか、手押しの田植え機はうちだけのようです。
ですが、我が家は1反5畝程度の田んぼですので、この「早苗」だけでも十分すぎる働きをしてくれます。
2条植え7cm間隔でおよそ2時間で作業は終了します。
すばらしい。
しかし、この子の機嫌によって我が家の田植えの質は毎年左右されます。
今年の機嫌はいかに!?
近所の米農家さんから購入した「コシヒカリ」です。
我が家の田んぼでは毎年28~30枚くらいでぴったりになる計算です。
足りるか否かは「早苗」さんの機嫌次第。
早苗さん、今年は機嫌がいいみたいです。
田植えは私と私の弟の男手2人でやりました。
母や妹、叔母の女手はいつも「おてこ(サポーター)」をしてくれます。
おてこの活躍で田植えの効率は左右されます。
いつもありがたい限りです。
朝7時半の風の少ない時間に開始し、機械の調整などを含め10時半にはだいたいの作業が終了しました。
午後は、機械で植え切れなかったり、抜けてしまったところを手植えで修正しました。
今年も無事終わり、1年間の大切な食料の準備が整いました。
稲たち、元気に育ってくれ!!
本日、リンゴの花が満開を向かえました。
昨日に「フジ」の人工授粉を行い、いよいよリンゴ作業が本格化してきています。
さて、大変長らくお待たせいたしました。
野菜苗の準備が整いました!
今年は40種類ほど用意しております。
まだ就農1ヶ月弱のため発送準備を整えることができませんでしたので、販売対象の方を直接受け渡しのできる方に限ることとしました(特に安曇野市やその近隣の方)。
誠に申し訳ございませんがご了承ください。
(強くご希望される方は下記の私のメールアドレスにてご相談ください。)
苗をご希望の方はPCメールで氏名、連絡先(電話・メールアドレス)を記載の上、Eメール nasunosanchi.eco@gmail.com までご連絡ください。(ブログにPDFファイルを添付できなかったためこのような形をとりました。)
後ほど、ご返信し一覧表(PDFファイル)のデータを添付します。
購入方法は一覧表の最終ページにて記載しております。
ご連絡お待ちしています。
4月1日より、いよいよ専業農家として新しいスタートを切りました。
修行を始めて5年、ようやくここにたつことが出来ました。
これも今まで支えてくださった周りの方々のおかげであり感謝の気持ちでいっぱいです。
しかしこれからがスタート、今までは安定な環境であって序章にすぎません。
心機一転、気を引き締めていきたいと思います。
これからもよろしくお願い申し上げます。
インフォメーション①
現在ようやく自身の農園の作業やインフォメーション・販売の作業を開始することができるようになりまして、現状が落ち着き整うまで今しばらくお待ちください。
インフォメーション②
本ブログをもっとわかりやすい構成にしてほしいとの要望がありました。そのため記事を観覧しやすいよう一部変更しました。
《変更点》
・カテゴリーの「Home http://azuminononora.blog.shinobi.jp/home/ 」よりメインのURLに接続できるようにしました。”初めてお越しの方”、”ブックマークの更新がうまくいかない方”はこちらから入り観覧・ブックマークをお願いします。
・カテゴリーの種類を減らしました。現在まで「果樹園」と「野菜園」というカテゴリーがありましたが、「Diary」というカテゴリーに一まとめにし観覧しやすいようにしました。
インフォメーション③
苗販売について。現在ようやく作業時間が確保でき急ピッチでインフォメーション用の用紙を作成しています。ゴールデンウィーク前にはインフォメーションできるようにしますので今しばらくおまちください。
たった1年しかいませんでしたがとてもたくさんのことを学ばせていただきました。
私の身勝手な都合にも臨機応変に対応していただき感謝の気持ちでいっぱいです。
そのバックアップがあったおかげで昨年は果樹を本業に、野菜や野菜苗まで幅広く学習することができました。
まだまだ確信を得れるほどの技術は未熟ですし、さまざまな背景まで見渡せる視野を持つことはできていませんが、これからゆっくりじっくり突き詰めていこうと思います。
さて、最近は堆肥や踏み込み温床、野菜苗の経過などがメインでしたが、もちろんリンゴの剪定も毎日行っています。
先日、勤め先で初めて開心形(かいしんけい)のリンゴを剪定しました。
開心形とはみなさんがよく想像される大きなリンゴ木のことです。
近年(40年以内)では矮化栽培と呼ばれる栽培方法が主流となっています。
このブログでも何度かリンゴ畑の写真を投稿しましたが、あれらはすべて矮化栽培の畑です。
矮化栽培は木の生長を抑制し若い小さな木の状態を保つ技術で管理が格段にやりやすく収量も多収入です。
しかし、木が小さいため風に弱く支えになる施設が必要です。
ですので、風が吹かず雪も少なく涼しい地域と栽培できる環境がとても限定されてしまい、奇跡的に私の住む長野県安曇野市はこの栽培方法が可能であり、この地域よりも少しでも位置がずれると台風や大雪の影響で矮化栽培はできなくなってしまいます。
そんな背景からここ安曇野では開心形のリンゴ園はほとんど見なくなり、経験をする機会もなかなか回ってきませんでした。
一方の開心形のリンゴ栽培は、リンゴ本来の木のサイズになり、幅が7~10mの大きさにまで成長します。
管理は大変ですが、1つの木から約1000個のリンゴが収穫でき、病害虫への抗体もとても強い木になります。
本当にとても大きく、作業に着手するまえは見た目だけで気負ってしまっていましたが、いざ始まってみると、やはり成長の傾向は同じで要領をつかめばできないことはないことを知りました。
毎年この園の手伝いは参加させてもらおうかな・・・
開心形はその大きさからとても生命力が強く、かなり痛んだ状態でも生きられます。
根元はすでに穴があいているものもありました。
「もののけ姫」のコダマがでてきそう・・・
生命力を感じます。
追伸
野菜苗は品種によっては発芽率が若干芳しくなく、ナスは多少数がそろえきれないかも知れませんが、代わりにピーマンやトマトを多めに育てていこうと思います。
今週は寒い日が続いていました。
リンゴの剪定作業では、強風と雪の中、脚立にのぼっての作業のため気が抜けない日ばかりでした。
それでも先週からリンゴの芽が膨らみはじめ、だいぶ大きくなってきました。
ザゼンソウの産地では今月はもう開花が始まり、3月の下旬までが見ごろだそうです。
さて、先週無事大型踏み込み温床のセットが終わり、力仕事はひと段落しました。
会社の友人にも手伝ってもらい半日でセットは完了しました。
現在地温45℃、気温(夜温)10~15℃をキープしています。
大量に仕込んだので仕込み始めは50℃を超えている日もありましたが、現在落ち着いています。
仕込んでからはトマトやスイカ、メロンなどナス以外の種も播種し、どんどんと苗の準備が進んでいます。
一番最初に播種したナスはすでにほとんどが発芽し、順調に成長しています。
本葉が出始めているのもちらほら・・・
今回の培養土は基礎に市販の種まき土、そこに自家製土ボカシと養分の希釈土、pH・根張りようにもみがらくん炭を少々いれたものを使用しました。
いつかすべて自家生産したものを使ってみたいものです。
畑の準備もいよいよはじまりました。
昨年ナス科やウリ科を栽培した畝は秋口にロータリーをかけ今回2回目のロータリーをかけました。
有機物(トマトの残渣など)が分解しやすいように、起爆剤に適度に米ぬかをまき浅くすき込みました。
雪の下でうまく分解してくれたみたいでだいぶぽろぽろの残渣になっていました。
微生物の働きすごし・・・
ロータリーをかけている最中、トラクタの真後ろからカラスがくっついてきました。
耕した後から何かがでてくるみたいで(虫かな?)それがお目当てみたいです。
特に悪さをされているわけでもないので、ほっておいて見ていたのですが、トラクタの後ろから2羽列をなしてチョコチョコついてくるのを見るとちょっと可愛げが(笑)
夏には憎たらしくなるんだろうなぁ(特にリンゴ)
それでもカラスも害虫か何かを捕食してくれているのを見ると存在もまんざらではない気もしてしまいます。
そんなことを思わせる耕運作業でした。