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「品種に勝る技術なし」
どんな環境であったとしても、なんとかその土地で種を残すことができたのならば、それは必ず来年への命のバトンとなります。
厳しい環境に耐えた母の子は母以上にその土地に順応し、よりたくましく成長を遂げます。
農業ではこれを「順化」といいます。
私の畑でも、いよいよ夏野菜が終わり跡形付けまで終了しました。
その際収穫した種取用の実が着々と追熟され、熟期になったものから随時種を取っています。
本日は「レッドパプリカ」。
本年は2株しか手に入らず、しかも生育も不慮でした。
そんな中、母株はこん身の思いで種を残してくれました。
来年の子供たちの成長がとても楽しみです。
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今年は我が家の畑でどんな品種が良く育つのかを把握しておきたかったため、多くの品種がところ狭しと生えています。
白菜も今年は3種類を栽培しました。
本年は早生品種を3種類
・耐病60日(交配種)
・愛知白菜(固定種)
・野崎白菜(固定種)
です。
結果は「耐病60日」が安定して栽培ができました。
F1種ではありますが、そのため耐病性にすぐれ、根こぶ病のある畑(友人の畑)であっても丈夫に生育してくれました。
さすがは交配種。
白菜自体、種のとりにくい品種であるため、 結球野菜は毎回買ってくるという割り切りをしている人に「耐病60日」はお勧めだと思いました。
自然栽培・自然農法であっても、無農薬種子もありますのでよいかと思います。

ついで、野崎白菜、愛知白菜の順で生育の良さに差がでました。
驚くべきは野崎白菜二号の生育です。
いよいよ白菜の収穫時期間近となった今日、真っ先に収穫できたのは「野崎白菜二号」でした。
「野崎白菜」は愛知県の伝統野菜として知られ、その栽培の難しさと日持ちの弱さの点から流通に出ることはほとんどなく、地産地消が主体である「幻の白菜」とも呼ばれています。
その繊維は柔らかく、食味がとてもいい一方で、耐病性が非常に弱く、連作障害や病気が必ず発生する土壌ではまずうまく栽培できない品種です。
幸運なことに、今年、私の畑ですくすくと成長し、ついに本日収穫することができました。
早速昆布出汁のきいたお湯で煮るとその色は若草色がとても鮮やか。
食味は、うわさどおり繊維がとても柔らかく、白菜独特の筋ばった感覚がありません。
本当に美味しいです。
恐るべき、野崎白菜・・・
出荷向きでないのが本当に残念。
来年は自家用白菜として活躍してもらおうと思います。

本農園で扱っている果樹はリンゴです。
長野県信州安曇野のリンゴ。
安曇野独特の風土で育ったリンゴはとてもバランスがよく美味しいと評判です。
今年はすでに早生品種と中性種は終了し、いよいよ大本命の「フジ」が収穫間近となりました。
今年は私まだ見習い中の身のため販売は行っていませんが、果樹園の様子は発信していこうと思います。

今年は我が家の畑はどんな品種がよく育つのかを知るためにいろいろな作物を育ててみることにしました。
秋野菜は
・白菜
・レタス類
・わさび菜
・からし菜
・かぶ
・大根
・冬菜  等々・・・

ありがたいことに結果的にどれも良く育ちました。
特に春先から土作りをしていたため、結球野菜以外の葉物類と根菜類は無施肥・無農薬で育つことができました。
結球野菜は、自家製のボカシ肥を1度、米ぬかで希釈して追肥する程度でうまく育ちました。
生命力の強さに驚かされます。
土作りについてはまた別の機会に・・・

木曽紫かぶ(自然農法センター種子)
  

マスタードリーフ
  
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