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今週は寒い日が続いていました。
リンゴの剪定作業では、強風と雪の中、脚立にのぼっての作業のため気が抜けない日ばかりでした。
それでも先週からリンゴの芽が膨らみはじめ、だいぶ大きくなってきました。
ザゼンソウの産地では今月はもう開花が始まり、3月の下旬までが見ごろだそうです。

さて、先週無事大型踏み込み温床のセットが終わり、力仕事はひと段落しました。

会社の友人にも手伝ってもらい半日でセットは完了しました。
現在地温45℃、気温(夜温)10~15℃をキープしています。
大量に仕込んだので仕込み始めは50℃を超えている日もありましたが、現在落ち着いています。
仕込んでからはトマトやスイカ、メロンなどナス以外の種も播種し、どんどんと苗の準備が進んでいます。


一番最初に播種したナスはすでにほとんどが発芽し、順調に成長しています。


本葉が出始めているのもちらほら・・・
今回の培養土は基礎に市販の種まき土、そこに自家製土ボカシと養分の希釈土、pH・根張りようにもみがらくん炭を少々いれたものを使用しました。
いつかすべて自家生産したものを使ってみたいものです。

畑の準備もいよいよはじまりました。
昨年ナス科やウリ科を栽培した畝は秋口にロータリーをかけ今回2回目のロータリーをかけました。
有機物(トマトの残渣など)が分解しやすいように、起爆剤に適度に米ぬかをまき浅くすき込みました。
雪の下でうまく分解してくれたみたいでだいぶぽろぽろの残渣になっていました。
微生物の働きすごし・・・
ロータリーをかけている最中、トラクタの真後ろからカラスがくっついてきました。
耕した後から何かがでてくるみたいで(虫かな?)それがお目当てみたいです。
特に悪さをされているわけでもないので、ほっておいて見ていたのですが、トラクタの後ろから2羽列をなしてチョコチョコついてくるのを見るとちょっと可愛げが(笑)
夏には憎たらしくなるんだろうなぁ(特にリンゴ)
それでもカラスも害虫か何かを捕食してくれているのを見ると存在もまんざらではない気もしてしまいます。
そんなことを思わせる耕運作業でした。

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先週の土曜日、ナスの種が発芽したため、セルトレイに播種しました。
2日前からナスの芽も出はじめました。
毎日眺めるととてもかわいいものです。
やはり、一般流通している固定種のほうは発芽が早く、自然栽培用の品種は発芽が遅いです。
急激な環境の変化にすぐ反応するのではなく、じっくりゆっくり成長するところはさすがだなぁと実感。

大型の踏み込み温床も仕込みが終わり今週末にセットするつもりです。


かなりの量を仕込みました。
写真はようやく3分の1終了したところ。
私の先生のスクールでは15~20人で行う量を一人で仕込んだので現在体がバキバキです。
年1回の行事だと思ってやればいいかなぁ
現在では無事発酵が確認でき、ヌカの発酵したにおいが周辺に広がっています。
慣れるといいにおいなのですが、初めてかいだ人はきっと耐えられないかも笑
生き物が活動している香りです。
さて、いよいよ、今週末はゴールデンウィークに向けてトマトとスイカの播種をしようと計画しています。
仕事との兼ね合い上、4月のレタス・キャベツ類の苗は今年は断念せざるを得ない可能性があります。(予想以上に時間が切迫しています。)
大変申し訳ありません。
どうなるかはおって情報発信していきたいと思います。

 

いよいよナス科の播種が始まりました。
特にナスとピーマン類は土に蒔くと発芽が遅くばらつきがあるため、事前に別のところで発芽させておきます。
私は濡らしたキッチンペーパーに種を並べてジッパー・タッパーにでも入れ、コタツで加温しています。(もちろん温度も測っています。)
今年は要望もあったのでセルリーの苗も試験的にやっています。
さて、発芽させた後の準備も抜かりありません。
小型踏み込み温床を1週間前に仕込み、見事発熱させることができました。
初、踏み込み温床!
今までの堆肥の経験が役に立ちました。
踏み込み温床の主な材料はハウスの中に生えていた雑草。
 片付けの際にとっておきました。
水はハウスの中で溶かしておいた雪解け水。

自然の恵みですね。
材料費がタダで堆肥も手に入るんですからすごいですね。


しっかり40℃になり、放線菌もびっしりです。
 




これらを踏み込んで平らにしました。
 



現在では地温30度、気温15~18度と安定しています。
仕込み時に米ぬかを少し投入したのでやや高めの温度ですが、だんだん下がって落ち着いてくると思います。
こんな小さくてもかなりデモンストレーションになりました。
仕込んでから温度が落ち着いてくるまでのスパンなどを逆算しないとほしいときに温床が準備できないことに気づかされました。
何事もぶっつけ本番は怖いですね。
このほかにも4月のレタス植付を目指してボカシ肥の仕込みもしました。
いよいよ本格始動です!!
リンゴの剪定、だいぶ遅れ気味です。
現在はまだ勤めながらの作業となっているため、本格的に作業が出来るのは4月に入ってからになります。
しかし、4月だけで終わる広さではないのでコツコツと進めている次第です。
今年限定で土日にヘルプほしいくらいです。

さて、野菜種子の発注をしてから3週間がすぎました。
随時届いており9割方そろいました。
一見欄はまたインフォメーションします。
レストランにも出荷できるよういくつかイタリア野菜も入れてあります。
今年の発注店は、下記の3店です。

・自然農法国際研究開発センター
・種の森
・つる新種苗

いずれも自然栽培や有機栽培、種へのこだわりのある種苗会社で有名で信用があります。
ほかに木村秋則さんとつながりがある野口種苗さんなど固定種を中心に扱っているお店もあり、来年少しお願いしてみようかどうか検討中です。

明日から明後日にかけて小型踏み込み温床の仕込みとナスの種まきを開始する予定です。


小型踏み込み温床は私の先生が考案したものです。
ナスの播種だけのために大型の踏み込み温床を用意するのは労力的にも時期的にも厳しいため水が安定的に手に入る3月まで待ち、代わりに小型の踏み込み温床を用意しなナスの芽出しだけを先に進めておきます。
小型であれば、今ちょうどいいタイミングで雪が積もっているため、ビニールハウスの中で溶かして使う予定です。
現在、キングタライの中で雪がちょうど溶け切りました。

育苗するナスの系統は一般的なもののほかに米ナスを3~4種類(青ナス、白ナス、縞ナス等)を育苗予定です。
特に米ナスはトロトロこってりとした食感で美味です。
見た目もヘタが緑で個性的な色をしています。
見て楽しく食べて美味しい系統です。
ぜひ、育ててみてください。


毎日外で剪定作業をしているとほんのわずかな空気の違いにも敏感に感じとることができます。
節分・立春をすぎてから2日ほどたった日から冷え込みがゆるくなり、今週は春風の香りがします。
きっと昔の人もこんな寒い中の時期でも暦上「立春」にしたのはこの空気を感じとっていたからなのかもしれません。
しかしどうやら明日からまた雪が降るようです。
昨年の悪夢がよみがえってきますが、ここ安曇野はどうやら積もるまではいたらないみたいで、この環境のよさは本当に感謝感謝です。
万が一のことがあっても今年はビニールハウスの守護神「だるまストーブ」が守ってくれます。
今シーズンもすでに2回守っていただきました。
残り2ヶ月もよろしくお願いします。

この時期はもう少しのんびりしていられるものだと思っていましたが、どうやら甘かったようです。
来年の本格就農に向けての書類や準備は予想以上に多いです。
いろいろと仕事を併用して進めていましたが、ようやくビニールハウスの片付けに目処が立ちそうです。
ハウス内は全面防草シートを敷いたわけですが、地面を平らにすることにだいぶ労力をもっていかれました。

現在はシートを敷き終わった上で祖父の残した材木(祖父は大工でしたので)を使い棚をこしらえています。
小物から大ダル、培養土など、整理する場がなく、せっかくなので1から自分で作ってみています。
棚が完成したらハウス内の仕事は一通り終わりいよいよ育苗の準備にとりかかります。
一方で、同時進行しているリンゴの剪定作業ですが、まだまだ見通しがつかず途方にくれています。
一口にリンゴといってもその種類は多岐に上ります。
品種ごとで剪定作業は微妙に、または大幅に変わってきます。
それぞれの品種、もっといえば1本1本の樹ごとに切り方を変えていくのでまるで樹との会話のようです。
年に1回の樹との会話は前年の自分の管理の良し悪しを正直に教えてくれます。
人間と違って正直ですね(笑)
3月までゆっくり向き合っていこうと思います。
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