今年は昼夜問わず忙しく、昨年よりだいぶ情報発信ができずにおります、申し訳ありません。
つい先日、無理がたたってかついに風邪をこじらせてしまい1週間以上体調不良が続いていました。(今も鼻水ズビズビ)
季節の変わり目、みなさんも季節の変わり目にはご注意を・・・
半月ほど前の話ですが、またまた個人的な視察に行ってまいりました。
今回は山梨県の前嶋農園さんに見学させていただきました。
前嶋さんは桃・葡萄栽培で生物多様性を利用したIBM農法などを率先して取り入れ、減農薬に成功された方です。
特に生物多様性の利用は私にとってはとても魅力的でした。
生き物がお互いを支えあう空間に農業があるのならと思わずにはいられません。
前嶋さんのお話しをお聞きしたことは大変奥が深くなかなかまとまりませんが、ポイントがいくつかあり、まずは「なるべく作物の出身地に合わせた環境にしていくこと」がとても大切だとおっしゃっていました。
例えば桃でしたら草の伸びきった環境、ブドウでしたら雑草の丈が低い環境だったりです。
もちそんそれだけでできるわけではなく、その環境の中に生物多様性が育まれ、どんな生物がどんな役割を果たしているのかとても敏感な観察眼が必要です。
その中で前嶋さんの場合「ハモグリガ」だけが近年のネオニコチノイド系農薬で天敵が激減しどうしても農薬に頼らざるを得ない虫だそうです。
こういった自然界ではどうにもならない場合は人の手も入れてあげたりし、生態系の中に人の役割も入れるイメージだそうです。
それ以外の害虫と呼ばれる虫は徘徊性のクモなどに捕食されたり、他の雑草に上ったりしてほとんど実に害がでないそうです。
残念ながら今回は収穫後で草が刈られ、その草の伸びた畑を見ることができませんでした。
前嶋さんのもう一つのポイントは「作物力」です。
原種であればもともと耐病性や耐害虫性が備わっており、生きる力も強く毎年豊作をもたらしてくれるそうです。
私も今回見学したブドウは恐ろしいほどタワワに実っていました。
原種の力恐るべし。
最盛期はこんなものではないそうです。
作物の潜在能力にただただ脱帽です。
もっと安全な果物、もっとおいしい果物、我が家のリンゴでも実現できたらなとこれからの栽培の可能性を垣間見た視察でした。
つい先日、無理がたたってかついに風邪をこじらせてしまい1週間以上体調不良が続いていました。(今も鼻水ズビズビ)
季節の変わり目、みなさんも季節の変わり目にはご注意を・・・
半月ほど前の話ですが、またまた個人的な視察に行ってまいりました。
今回は山梨県の前嶋農園さんに見学させていただきました。
前嶋さんは桃・葡萄栽培で生物多様性を利用したIBM農法などを率先して取り入れ、減農薬に成功された方です。
特に生物多様性の利用は私にとってはとても魅力的でした。
生き物がお互いを支えあう空間に農業があるのならと思わずにはいられません。
前嶋さんのお話しをお聞きしたことは大変奥が深くなかなかまとまりませんが、ポイントがいくつかあり、まずは「なるべく作物の出身地に合わせた環境にしていくこと」がとても大切だとおっしゃっていました。
例えば桃でしたら草の伸びきった環境、ブドウでしたら雑草の丈が低い環境だったりです。
もちそんそれだけでできるわけではなく、その環境の中に生物多様性が育まれ、どんな生物がどんな役割を果たしているのかとても敏感な観察眼が必要です。
その中で前嶋さんの場合「ハモグリガ」だけが近年のネオニコチノイド系農薬で天敵が激減しどうしても農薬に頼らざるを得ない虫だそうです。
こういった自然界ではどうにもならない場合は人の手も入れてあげたりし、生態系の中に人の役割も入れるイメージだそうです。
それ以外の害虫と呼ばれる虫は徘徊性のクモなどに捕食されたり、他の雑草に上ったりしてほとんど実に害がでないそうです。
残念ながら今回は収穫後で草が刈られ、その草の伸びた畑を見ることができませんでした。
前嶋さんのもう一つのポイントは「作物力」です。
原種であればもともと耐病性や耐害虫性が備わっており、生きる力も強く毎年豊作をもたらしてくれるそうです。
私も今回見学したブドウは恐ろしいほどタワワに実っていました。
原種の力恐るべし。
最盛期はこんなものではないそうです。
作物の潜在能力にただただ脱帽です。
もっと安全な果物、もっとおいしい果物、我が家のリンゴでも実現できたらなとこれからの栽培の可能性を垣間見た視察でした。
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本日、ようやく台風18号の跡片付けが終わりました。
ここ最近、長雨が続き、お野菜たちは軒並み病気にかかっているようで、お隣の野菜農家さんもたくさんの白菜を処分していました。
自然菜園のお野菜はさすがといいますか、長雨にも負けずスクスクと育っています。
さてさて、長雨からの台風の上陸は果樹におおきな爪痕を残していきました。
すでにニュースでもとりあげられていますが、我が家も手痛い被害をうけました。
今確定している被害だけでも主戦力の「ふじ」は落下実が年間収量の1割以上に上りました。
丹精こめて育ててきただけに堪えました。
落下したふじです。
今年は管理も割と行き届き玉伸びもよく、例年より大玉傾向でしたが、よくしたもので大きくて重い良い玉がたくさん落ち、小さくて軽い玉が木に残りました。
ですので量だけ見れば1割の被害ですが、我が家にとってはもっと大きい被害かもしれません。
また、これから木に残っていた実も傷ついたり打撲したところがあったりとでてくると思います。
憶測ですが、総計で2割近く被害はでたのではないでしょうか。
実がほとんど落ちてしまったフジもありました。
余談ですが我が家では栽培していないシナノゴールドは、被害が甚大だったようです。
収穫が本当に始まったばかりだったので、とても取れやすく、ひどい場所だと70%は落ちたようです。
出荷場に行くと泣きながらリンゴを処分していた農家さんもいたと聞きました。
幸いだったのは、我が家は折れた木が1本もなかったこと。
この台風にも負けず耐えてくれてありがとうとお礼をして回りました。
これから、約1か月後にフジを収穫していく予定ではありますが、被害状況がはっきりとわからないため、お客様のご注文で特に玉のサイズではご希望に添えない可能性がございます。
ご不便をおかけして申し訳ありません。
できるだけ早急に注文フォームを調整し情報発信をしてまいりますので今しばらくお待ちください。
ここ最近、長雨が続き、お野菜たちは軒並み病気にかかっているようで、お隣の野菜農家さんもたくさんの白菜を処分していました。
自然菜園のお野菜はさすがといいますか、長雨にも負けずスクスクと育っています。
さてさて、長雨からの台風の上陸は果樹におおきな爪痕を残していきました。
すでにニュースでもとりあげられていますが、我が家も手痛い被害をうけました。
今確定している被害だけでも主戦力の「ふじ」は落下実が年間収量の1割以上に上りました。
丹精こめて育ててきただけに堪えました。
落下したふじです。
今年は管理も割と行き届き玉伸びもよく、例年より大玉傾向でしたが、よくしたもので大きくて重い良い玉がたくさん落ち、小さくて軽い玉が木に残りました。
ですので量だけ見れば1割の被害ですが、我が家にとってはもっと大きい被害かもしれません。
また、これから木に残っていた実も傷ついたり打撲したところがあったりとでてくると思います。
憶測ですが、総計で2割近く被害はでたのではないでしょうか。
実がほとんど落ちてしまったフジもありました。
余談ですが我が家では栽培していないシナノゴールドは、被害が甚大だったようです。
収穫が本当に始まったばかりだったので、とても取れやすく、ひどい場所だと70%は落ちたようです。
出荷場に行くと泣きながらリンゴを処分していた農家さんもいたと聞きました。
幸いだったのは、我が家は折れた木が1本もなかったこと。
この台風にも負けず耐えてくれてありがとうとお礼をして回りました。
これから、約1か月後にフジを収穫していく予定ではありますが、被害状況がはっきりとわからないため、お客様のご注文で特に玉のサイズではご希望に添えない可能性がございます。
ご不便をおかけして申し訳ありません。
できるだけ早急に注文フォームを調整し情報発信をしてまいりますので今しばらくお待ちください。
残暑厳しい中、リンゴたちは一生懸命成長してくれました!
我が家のリンゴもついに今年の収穫時期を迎えることができました!
8月13日より「サンつがる」の出荷が解禁され、17日よりJAから出荷される予定です。
今年は暖冬の影響で生育が早い状態できており、我が家も例年では8月下旬が収穫の繁忙期に突入するのですが、すでに現在繁忙期に入り次々と出荷しています。
今年は昼夜の寒暖の差が激しく、熟すスピードも1日2回収穫してもいいくらい早いです。
つがるはおいしい時期の基準が「お尻が緑である」ことです。
この収穫するタイミングがとても難しい。
昨日緑だったリンゴが翌日には真っ赤or真っ黄色に変色してしまうから油断ができません。
上の写真も左上のリンゴはすでに収穫時期ぎりぎりそうな雰囲気をしています。
おいしいつがるがお客様の手元に届くよう、頑張って収穫します!
我が家のリンゴもついに今年の収穫時期を迎えることができました!
8月13日より「サンつがる」の出荷が解禁され、17日よりJAから出荷される予定です。
今年は暖冬の影響で生育が早い状態できており、我が家も例年では8月下旬が収穫の繁忙期に突入するのですが、すでに現在繁忙期に入り次々と出荷しています。
今年は昼夜の寒暖の差が激しく、熟すスピードも1日2回収穫してもいいくらい早いです。
つがるはおいしい時期の基準が「お尻が緑である」ことです。
この収穫するタイミングがとても難しい。
昨日緑だったリンゴが翌日には真っ赤or真っ黄色に変色してしまうから油断ができません。
上の写真も左上のリンゴはすでに収穫時期ぎりぎりそうな雰囲気をしています。
おいしいつがるがお客様の手元に届くよう、頑張って収穫します!
久方ぶりの更新です!
いろいろな仕事が追い込みがきてしまい強烈な忙しさでしたがようやくひと段落しました。
夏野菜も収穫が始まり、春野菜は終盤を迎えています。
春野菜で特にレタスとルッコラのサラダを満喫したあとは、新じゃがのフライドポテトを頬張りいよいよキャベツの出番です。
実は私、キャベツとの相性が悪いみたいで、恥ずかしながら農業を始めて3年間成功したためしがありませんでした。
例えば、種まきの時期、土の肥え方、病害虫との兼ね合いのタイミングが今一つわからず、おおよそモンシロチョウに食べられて終わってしまい、近所の農家さんにはいつも「農薬の1回でもまかなきゃ無理だよ」と厳しいご指摘をいただいてきました。
その失敗を重ねて工夫し、今年ようやく無農薬でキャベツを実らすことができました!
感無量(涙)
特に、先に塔立ちしたレタスの影になったキャベツがよく育ち、涼しい環境を好むことがよくわかります。
他にも出荷予定の野菜たちが順次収穫の時期をむかえています。
1か月前の写真ですが、今年ニンジンは無施肥無農薬で通常規格並みに育ちました。
(写真のニンジンは4寸ニンジン収穫1.5か月前)
リンゴたちは仕上げ摘果を終え、葉摘みと玉回しまでひと休憩です。
さて前置きが長くなりましたが、7月の下旬はどこも農作業がひと段落し始める時期。
私もその時期を狙って3日ほど視察をしてきました。
今回は知り合いの有機農家さんのご紹介。
小布施で果樹農家さんや有機農家さんのお手伝いをしている傍ら、昨年から自分の畑も管理していらっしゃる知り合いの有機農家さんの畑にお邪魔しました。
こちらの有機農家さんは私が初めて秋野菜の苗を販売した年、白菜の苗を買っていただいた第一号の方です。
それ以来、なにかのご縁でご一緒することがあり、今回初めてお互いの畑を案内する運びとなりました。
今は有機農業をしていらっしゃいますが、いつかは無施肥でも育ててみたいと強い意気込みを話していただきました。
作物たちはどれも元気に育っていました。
私がプレゼントした米ナスも大切に育てていただいていました。
肥料も自家生産のボカシ肥を使っており、たい肥場は乳酸菌の甘酸っぱいにおいがしていました。
課題もいろいろおもちでしたが、私と共通する課題が「田んぼ土をいかに作物を育てながら畑土へと改善するか」でした。
田んぼから畑への転換はなかなか時間がかかり、最低でも2年は作物を作らずひたすら緑肥を育て必要に応じて窒素固定菌をまいたり、培養した優良微生物を散布したりしなければいけません。
私の畑は作物を育て初めて今年で4年目ですが、ようやく畑土へとなりつつあります。
その転換方法は一言でいうと「畑の菌が住みやすい環境を整える」でした。
つまり、ビニールマルチを使わず、草マルチをしたり、必要に応じて草マルチの上に米ぬかをまいたり、大きく育てた作物の残渣をすべてすき込むというものです。
それを繰り返すことで年々改善することができ、ニンジンは無施肥でも育つようになりました。
作物の味も初年度は何も味がせず、皮ばかり固くなってしまい、水管理のとても難しい土でしたが、今は野菜もだいぶおいしくなりました。
視察先の有機農家さんも微生物に着目し、ボカシ肥で改善を試みているそうです。
畑でいくつか野菜を試食させていただきましたが、どれもおいしく特にトマトはしっかり味がのっていて、「昨年は味がしなかったんですよ~」というコメントを聞いても信じられませんでした。
成果は着々と現れていました。
まだまだお互い改良の途中、修行の途中ですが、これからの土づくりにお互いいい情報交換の機会となりました。
いろいろな仕事が追い込みがきてしまい強烈な忙しさでしたがようやくひと段落しました。
夏野菜も収穫が始まり、春野菜は終盤を迎えています。
春野菜で特にレタスとルッコラのサラダを満喫したあとは、新じゃがのフライドポテトを頬張りいよいよキャベツの出番です。
実は私、キャベツとの相性が悪いみたいで、恥ずかしながら農業を始めて3年間成功したためしがありませんでした。
例えば、種まきの時期、土の肥え方、病害虫との兼ね合いのタイミングが今一つわからず、おおよそモンシロチョウに食べられて終わってしまい、近所の農家さんにはいつも「農薬の1回でもまかなきゃ無理だよ」と厳しいご指摘をいただいてきました。
その失敗を重ねて工夫し、今年ようやく無農薬でキャベツを実らすことができました!
感無量(涙)
特に、先に塔立ちしたレタスの影になったキャベツがよく育ち、涼しい環境を好むことがよくわかります。
他にも出荷予定の野菜たちが順次収穫の時期をむかえています。
1か月前の写真ですが、今年ニンジンは無施肥無農薬で通常規格並みに育ちました。
(写真のニンジンは4寸ニンジン収穫1.5か月前)
リンゴたちは仕上げ摘果を終え、葉摘みと玉回しまでひと休憩です。
さて前置きが長くなりましたが、7月の下旬はどこも農作業がひと段落し始める時期。
私もその時期を狙って3日ほど視察をしてきました。
今回は知り合いの有機農家さんのご紹介。
小布施で果樹農家さんや有機農家さんのお手伝いをしている傍ら、昨年から自分の畑も管理していらっしゃる知り合いの有機農家さんの畑にお邪魔しました。
こちらの有機農家さんは私が初めて秋野菜の苗を販売した年、白菜の苗を買っていただいた第一号の方です。
それ以来、なにかのご縁でご一緒することがあり、今回初めてお互いの畑を案内する運びとなりました。
今は有機農業をしていらっしゃいますが、いつかは無施肥でも育ててみたいと強い意気込みを話していただきました。
作物たちはどれも元気に育っていました。
私がプレゼントした米ナスも大切に育てていただいていました。
肥料も自家生産のボカシ肥を使っており、たい肥場は乳酸菌の甘酸っぱいにおいがしていました。
課題もいろいろおもちでしたが、私と共通する課題が「田んぼ土をいかに作物を育てながら畑土へと改善するか」でした。
田んぼから畑への転換はなかなか時間がかかり、最低でも2年は作物を作らずひたすら緑肥を育て必要に応じて窒素固定菌をまいたり、培養した優良微生物を散布したりしなければいけません。
私の畑は作物を育て初めて今年で4年目ですが、ようやく畑土へとなりつつあります。
その転換方法は一言でいうと「畑の菌が住みやすい環境を整える」でした。
つまり、ビニールマルチを使わず、草マルチをしたり、必要に応じて草マルチの上に米ぬかをまいたり、大きく育てた作物の残渣をすべてすき込むというものです。
それを繰り返すことで年々改善することができ、ニンジンは無施肥でも育つようになりました。
作物の味も初年度は何も味がせず、皮ばかり固くなってしまい、水管理のとても難しい土でしたが、今は野菜もだいぶおいしくなりました。
視察先の有機農家さんも微生物に着目し、ボカシ肥で改善を試みているそうです。
畑でいくつか野菜を試食させていただきましたが、どれもおいしく特にトマトはしっかり味がのっていて、「昨年は味がしなかったんですよ~」というコメントを聞いても信じられませんでした。
成果は着々と現れていました。
まだまだお互い改良の途中、修行の途中ですが、これからの土づくりにお互いいい情報交換の機会となりました。
6月、少し前に梅雨入りしました。
遅ればせの梅雨入りに果樹も野菜も待ちわびたといわんばかりに一気に伸びてきました。
自家菜園の春野菜たちも順次収穫の時期を迎えています!
2週間ほど前の写真ですが、
レタスたち
今年初めて育てたソラマメ
昨年ナスの生育がよかったので完全無施肥で育ててみています。
ゆっくりですが着実に成長しています。
5月の野菜苗の販売時期にお客様が私の畑を見学していきその際に葉物野菜が小さく成長を心配していただいたのですが、しっかりと収穫時期に間に合いました。
レタスは下の葉から必要なとき必要な分だけ収穫し、ソラマメは下を向き食べごろのサイズに成長してからいただいています。
他の畝ではルッコラ、からし菜、春菊、ラディッシュが収穫でき、食卓には毎日新鮮なサラダをいただいています。
さて、出荷用の自然菜園も順次準備が整ってきました。
定植も終了し、あとは草を刈るタイミングを待つばかりです。
灌水施設も設置しました。
使用しているのは「スミサンスイ」というホースで、ホースのところどころに穴があいていて、水が通ると噴水みたいに水が飛び出し灌水できます。
このスミサンスイの一番ありがたいのは噴水した水が霧状になり、地面を固めることなく灌水することができることです。
一般の灌水施設だと、水の塊が畑に落ち土を固めてしまいます。
我が家のようにビニールマルチをしない自然農系の栽培方法ではとても重宝しています。
ニンジンは結局手が回らずだいぶ失敗してしまいましたが、生き残ったものはとても元気です。
今年、試験的に始めた自然農のリンゴ栽培
一番確かめておきたかったのは「購入苗からでも自然栽培はできるのか」です。
6月上旬までは順調に育っていました。
ここ4日以内で雨が続き、今朝見に行ったところ芽先にアブラムシがはびこっていました。
通常栽培よりも数ははるかに少ないものの、やはり購入苗は病害虫が寄ってきやすいようです。
近年の果樹苗は基本的に化学肥料の窒素を単肥施肥で育苗するため弱いのでしょうか・・・
一方で、今年友人のつながりで無農薬無施肥のリンゴの枝をいただくことができ、それを接ぎ木し苗を起こしたのですが、驚くほどアブラムシがいません。
(ただし接ぎ木用の代木は購入したものですが、どうやら代木が病害虫への抵抗性に影響を与えている様子は今のところないようです。)
我が家の畑の前はどのような環境で育ってきたのかが違いに現れているような気がします。
今年も学ぶことがてんこもりもりの自然菜園です。
遅ればせの梅雨入りに果樹も野菜も待ちわびたといわんばかりに一気に伸びてきました。
自家菜園の春野菜たちも順次収穫の時期を迎えています!
2週間ほど前の写真ですが、
レタスたち
今年初めて育てたソラマメ
昨年ナスの生育がよかったので完全無施肥で育ててみています。
ゆっくりですが着実に成長しています。
5月の野菜苗の販売時期にお客様が私の畑を見学していきその際に葉物野菜が小さく成長を心配していただいたのですが、しっかりと収穫時期に間に合いました。
レタスは下の葉から必要なとき必要な分だけ収穫し、ソラマメは下を向き食べごろのサイズに成長してからいただいています。
他の畝ではルッコラ、からし菜、春菊、ラディッシュが収穫でき、食卓には毎日新鮮なサラダをいただいています。
さて、出荷用の自然菜園も順次準備が整ってきました。
定植も終了し、あとは草を刈るタイミングを待つばかりです。
灌水施設も設置しました。
使用しているのは「スミサンスイ」というホースで、ホースのところどころに穴があいていて、水が通ると噴水みたいに水が飛び出し灌水できます。
このスミサンスイの一番ありがたいのは噴水した水が霧状になり、地面を固めることなく灌水することができることです。
一般の灌水施設だと、水の塊が畑に落ち土を固めてしまいます。
我が家のようにビニールマルチをしない自然農系の栽培方法ではとても重宝しています。
ニンジンは結局手が回らずだいぶ失敗してしまいましたが、生き残ったものはとても元気です。
今年、試験的に始めた自然農のリンゴ栽培
一番確かめておきたかったのは「購入苗からでも自然栽培はできるのか」です。
6月上旬までは順調に育っていました。
ここ4日以内で雨が続き、今朝見に行ったところ芽先にアブラムシがはびこっていました。
通常栽培よりも数ははるかに少ないものの、やはり購入苗は病害虫が寄ってきやすいようです。
近年の果樹苗は基本的に化学肥料の窒素を単肥施肥で育苗するため弱いのでしょうか・・・
一方で、今年友人のつながりで無農薬無施肥のリンゴの枝をいただくことができ、それを接ぎ木し苗を起こしたのですが、驚くほどアブラムシがいません。
(ただし接ぎ木用の代木は購入したものですが、どうやら代木が病害虫への抵抗性に影響を与えている様子は今のところないようです。)
我が家の畑の前はどのような環境で育ってきたのかが違いに現れているような気がします。
今年も学ぶことがてんこもりもりの自然菜園です。
プロフィール
HN:
那須野 圭佑 (果樹園なすのさんち 園主)
性別:
非公開
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