久方ぶりの更新です!
いろいろな仕事が追い込みがきてしまい強烈な忙しさでしたがようやくひと段落しました。
夏野菜も収穫が始まり、春野菜は終盤を迎えています。
春野菜で特にレタスとルッコラのサラダを満喫したあとは、新じゃがのフライドポテトを頬張りいよいよキャベツの出番です。
実は私、キャベツとの相性が悪いみたいで、恥ずかしながら農業を始めて3年間成功したためしがありませんでした。
例えば、種まきの時期、土の肥え方、病害虫との兼ね合いのタイミングが今一つわからず、おおよそモンシロチョウに食べられて終わってしまい、近所の農家さんにはいつも「農薬の1回でもまかなきゃ無理だよ」と厳しいご指摘をいただいてきました。
その失敗を重ねて工夫し、今年ようやく無農薬でキャベツを実らすことができました!
感無量(涙)
特に、先に塔立ちしたレタスの影になったキャベツがよく育ち、涼しい環境を好むことがよくわかります。
他にも出荷予定の野菜たちが順次収穫の時期をむかえています。
1か月前の写真ですが、今年ニンジンは無施肥無農薬で通常規格並みに育ちました。
(写真のニンジンは4寸ニンジン収穫1.5か月前)
リンゴたちは仕上げ摘果を終え、葉摘みと玉回しまでひと休憩です。
さて前置きが長くなりましたが、7月の下旬はどこも農作業がひと段落し始める時期。
私もその時期を狙って3日ほど視察をしてきました。
今回は知り合いの有機農家さんのご紹介。
小布施で果樹農家さんや有機農家さんのお手伝いをしている傍ら、昨年から自分の畑も管理していらっしゃる知り合いの有機農家さんの畑にお邪魔しました。
こちらの有機農家さんは私が初めて秋野菜の苗を販売した年、白菜の苗を買っていただいた第一号の方です。
それ以来、なにかのご縁でご一緒することがあり、今回初めてお互いの畑を案内する運びとなりました。
今は有機農業をしていらっしゃいますが、いつかは無施肥でも育ててみたいと強い意気込みを話していただきました。
作物たちはどれも元気に育っていました。
私がプレゼントした米ナスも大切に育てていただいていました。
肥料も自家生産のボカシ肥を使っており、たい肥場は乳酸菌の甘酸っぱいにおいがしていました。
課題もいろいろおもちでしたが、私と共通する課題が「田んぼ土をいかに作物を育てながら畑土へと改善するか」でした。
田んぼから畑への転換はなかなか時間がかかり、最低でも2年は作物を作らずひたすら緑肥を育て必要に応じて窒素固定菌をまいたり、培養した優良微生物を散布したりしなければいけません。
私の畑は作物を育て初めて今年で4年目ですが、ようやく畑土へとなりつつあります。
その転換方法は一言でいうと「畑の菌が住みやすい環境を整える」でした。
つまり、ビニールマルチを使わず、草マルチをしたり、必要に応じて草マルチの上に米ぬかをまいたり、大きく育てた作物の残渣をすべてすき込むというものです。
それを繰り返すことで年々改善することができ、ニンジンは無施肥でも育つようになりました。
作物の味も初年度は何も味がせず、皮ばかり固くなってしまい、水管理のとても難しい土でしたが、今は野菜もだいぶおいしくなりました。
視察先の有機農家さんも微生物に着目し、ボカシ肥で改善を試みているそうです。
畑でいくつか野菜を試食させていただきましたが、どれもおいしく特にトマトはしっかり味がのっていて、「昨年は味がしなかったんですよ~」というコメントを聞いても信じられませんでした。
成果は着々と現れていました。
まだまだお互い改良の途中、修行の途中ですが、これからの土づくりにお互いいい情報交換の機会となりました。
いろいろな仕事が追い込みがきてしまい強烈な忙しさでしたがようやくひと段落しました。
夏野菜も収穫が始まり、春野菜は終盤を迎えています。
春野菜で特にレタスとルッコラのサラダを満喫したあとは、新じゃがのフライドポテトを頬張りいよいよキャベツの出番です。
実は私、キャベツとの相性が悪いみたいで、恥ずかしながら農業を始めて3年間成功したためしがありませんでした。
例えば、種まきの時期、土の肥え方、病害虫との兼ね合いのタイミングが今一つわからず、おおよそモンシロチョウに食べられて終わってしまい、近所の農家さんにはいつも「農薬の1回でもまかなきゃ無理だよ」と厳しいご指摘をいただいてきました。
その失敗を重ねて工夫し、今年ようやく無農薬でキャベツを実らすことができました!
感無量(涙)
特に、先に塔立ちしたレタスの影になったキャベツがよく育ち、涼しい環境を好むことがよくわかります。
他にも出荷予定の野菜たちが順次収穫の時期をむかえています。
1か月前の写真ですが、今年ニンジンは無施肥無農薬で通常規格並みに育ちました。
(写真のニンジンは4寸ニンジン収穫1.5か月前)
リンゴたちは仕上げ摘果を終え、葉摘みと玉回しまでひと休憩です。
さて前置きが長くなりましたが、7月の下旬はどこも農作業がひと段落し始める時期。
私もその時期を狙って3日ほど視察をしてきました。
今回は知り合いの有機農家さんのご紹介。
小布施で果樹農家さんや有機農家さんのお手伝いをしている傍ら、昨年から自分の畑も管理していらっしゃる知り合いの有機農家さんの畑にお邪魔しました。
こちらの有機農家さんは私が初めて秋野菜の苗を販売した年、白菜の苗を買っていただいた第一号の方です。
それ以来、なにかのご縁でご一緒することがあり、今回初めてお互いの畑を案内する運びとなりました。
今は有機農業をしていらっしゃいますが、いつかは無施肥でも育ててみたいと強い意気込みを話していただきました。
作物たちはどれも元気に育っていました。
私がプレゼントした米ナスも大切に育てていただいていました。
肥料も自家生産のボカシ肥を使っており、たい肥場は乳酸菌の甘酸っぱいにおいがしていました。
課題もいろいろおもちでしたが、私と共通する課題が「田んぼ土をいかに作物を育てながら畑土へと改善するか」でした。
田んぼから畑への転換はなかなか時間がかかり、最低でも2年は作物を作らずひたすら緑肥を育て必要に応じて窒素固定菌をまいたり、培養した優良微生物を散布したりしなければいけません。
私の畑は作物を育て初めて今年で4年目ですが、ようやく畑土へとなりつつあります。
その転換方法は一言でいうと「畑の菌が住みやすい環境を整える」でした。
つまり、ビニールマルチを使わず、草マルチをしたり、必要に応じて草マルチの上に米ぬかをまいたり、大きく育てた作物の残渣をすべてすき込むというものです。
それを繰り返すことで年々改善することができ、ニンジンは無施肥でも育つようになりました。
作物の味も初年度は何も味がせず、皮ばかり固くなってしまい、水管理のとても難しい土でしたが、今は野菜もだいぶおいしくなりました。
視察先の有機農家さんも微生物に着目し、ボカシ肥で改善を試みているそうです。
畑でいくつか野菜を試食させていただきましたが、どれもおいしく特にトマトはしっかり味がのっていて、「昨年は味がしなかったんですよ~」というコメントを聞いても信じられませんでした。
成果は着々と現れていました。
まだまだお互い改良の途中、修行の途中ですが、これからの土づくりにお互いいい情報交換の機会となりました。
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プロフィール
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那須野 圭佑 (果樹園なすのさんち 園主)
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