昨日、あいにくの雨天でしたが無事初めての「苗の日」を終了しました!
お客様の入りも最後まで緩やかでしたが、その分いつも話す機会のないお客様や新規の方とも交流を深めることができました。
特に午前に来ていただいたお客様方とは大変濃い時間を過ごさせていただきました。
お客様同士で話される場面も多々あり、「あれ?〇〇さん?」などまさかの知り合いだったり、「元同じところに通っていました!」など、実は会ったことはあるけれど知らずにいたという繋がりがあったりと、まさかの出会いがありました。
最後には、僭越ながら私のずぼら家庭菜園を見ていただくことになり、草まみれの畝をみて「この畝の草がおいしそう」など訳の分からない楽しい会話が弾みました。
帰り際には、偶然残っていた昨年の小松菜が菜の花を咲かせていたのでお土産にしてもらいました。
過去販売日は忙しさのあまりお客様とお話しする機会もあまりなく、こんな時間を過ごしたのは初めてでした。
お客様にも少しでも良き繋がり時間を提供できていれば幸いです。
ご来店ありがとうございました!
5月の夏野菜の「苗の日」はさらに多くのお客様がいらっしゃるので今からどんなことが起こるのかドキドキです。
※
春野菜苗(キャベツ・レタス・ブロッコリー・エンドウ・ソラマメ)まだ在庫ございます。
ご入用の方いらっしゃいましたら、本Blogの簡易注文フォームからご連絡をぜひお願いいたします。
締切4/21(金)
お客様の入りも最後まで緩やかでしたが、その分いつも話す機会のないお客様や新規の方とも交流を深めることができました。
特に午前に来ていただいたお客様方とは大変濃い時間を過ごさせていただきました。
お客様同士で話される場面も多々あり、「あれ?〇〇さん?」などまさかの知り合いだったり、「元同じところに通っていました!」など、実は会ったことはあるけれど知らずにいたという繋がりがあったりと、まさかの出会いがありました。
最後には、僭越ながら私のずぼら家庭菜園を見ていただくことになり、草まみれの畝をみて「この畝の草がおいしそう」など訳の分からない楽しい会話が弾みました。
帰り際には、偶然残っていた昨年の小松菜が菜の花を咲かせていたのでお土産にしてもらいました。
過去販売日は忙しさのあまりお客様とお話しする機会もあまりなく、こんな時間を過ごしたのは初めてでした。
お客様にも少しでも良き繋がり時間を提供できていれば幸いです。
ご来店ありがとうございました!
5月の夏野菜の「苗の日」はさらに多くのお客様がいらっしゃるので今からどんなことが起こるのかドキドキです。
※
春野菜苗(キャベツ・レタス・ブロッコリー・エンドウ・ソラマメ)まだ在庫ございます。
ご入用の方いらっしゃいましたら、本Blogの簡易注文フォームからご連絡をぜひお願いいたします。
締切4/21(金)
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安曇野では暗黙のキーワードである「無農薬リンゴ栽培」。
地域からその単語がでると批判が間違いなく飛ぶのでこのことについて更新することはかなり躊躇したのですが、今回苗を植えた場所は周りにリンゴ畑はなく、ご近所にも迷惑をかけずに済みそうな環境ですので、「試験区」としてBlogに公表しようと思います。
就農してずっと取り組んでみたいことでしたので、いろんな勉強会に参加しイメージを膨らめ、もはやあとは実践あるのみ、”できるかできないかは置いておいてまずやってみる”ことにしました。
成功したら使える技術でありこれからの栽培に兆しも見えますし、失敗しても原因を特定することで減農薬へのフィードバックにもなります。
せっかくのリンゴ一大生産地、次のワンステップの可能性をしっかり考えていきたいと思います。
昨年、その準備にとりかかり、2年つづけた自然農の畑にリンゴ苗を作ってみました。
もちろん無施肥無農薬。
めちゃくちゃ立派な苗ができました。
通常のリンゴ苗の1.2倍の長さと太さはあるでしょうか。
出来るもんだーと自分自身が一番びっくりしてしまいました。
一番大きなものは、すでに今年発芽予定の芽まで発芽し枝になってます。
やはり健康な「土」「品種」「生態系」があると育つものだと実感します。
あまりにも立派な苗なので大きくなる可能性を見越して3m間隔(一般は1.5~2mなので倍の広さ)で植え付けました。
最後に支柱に誘引して完成です。
支柱からちょっとだけスペースを空けるのがコツです。
支柱に触れてしまうと、触れている部分だけ発芽しないので片面しか枝が出てこなくなります。
全体にまんべんなく枝が出せるようにする工夫です。
果たしてうまく育ってくれるでしょうか。
ワクワクと不安とねずみ害で気持ちがいっぱいです。
これからまた少しずつこのリンゴ達の更新もしていこうと思います。
地域からその単語がでると批判が間違いなく飛ぶのでこのことについて更新することはかなり躊躇したのですが、今回苗を植えた場所は周りにリンゴ畑はなく、ご近所にも迷惑をかけずに済みそうな環境ですので、「試験区」としてBlogに公表しようと思います。
就農してずっと取り組んでみたいことでしたので、いろんな勉強会に参加しイメージを膨らめ、もはやあとは実践あるのみ、”できるかできないかは置いておいてまずやってみる”ことにしました。
成功したら使える技術でありこれからの栽培に兆しも見えますし、失敗しても原因を特定することで減農薬へのフィードバックにもなります。
せっかくのリンゴ一大生産地、次のワンステップの可能性をしっかり考えていきたいと思います。
昨年、その準備にとりかかり、2年つづけた自然農の畑にリンゴ苗を作ってみました。
もちろん無施肥無農薬。
めちゃくちゃ立派な苗ができました。
通常のリンゴ苗の1.2倍の長さと太さはあるでしょうか。
出来るもんだーと自分自身が一番びっくりしてしまいました。
一番大きなものは、すでに今年発芽予定の芽まで発芽し枝になってます。
やはり健康な「土」「品種」「生態系」があると育つものだと実感します。
あまりにも立派な苗なので大きくなる可能性を見越して3m間隔(一般は1.5~2mなので倍の広さ)で植え付けました。
最後に支柱に誘引して完成です。
支柱からちょっとだけスペースを空けるのがコツです。
支柱に触れてしまうと、触れている部分だけ発芽しないので片面しか枝が出てこなくなります。
全体にまんべんなく枝が出せるようにする工夫です。
果たしてうまく育ってくれるでしょうか。
ワクワクと不安とねずみ害で気持ちがいっぱいです。
これからまた少しずつこのリンゴ達の更新もしていこうと思います。
ようやく暖かい日が続くようになりました。
リンゴの芽もゆっくり開芽しました。
自然菜園の畑の隣にある桜並木も蕾がパンパンに大きくなり、開花も目前です。
そして本農園も春らしい陽気の中でスクスクと春野菜苗が成長しております。
本日は、今年から初めての試み、「苗の日」の初日です!
今年はどんな出会いがあるのでしょう。
今から楽しみです!
本命の「夏野菜の苗の日」ではないので、今日のご予約のお客様の人数もゆるやか。
一人一人とお話ししている時間も少しありそうです。
毎年、お客様とお話しすることも楽しみの一つです。
本日は販売所(育苗ハウス)に在中しておりますので、当日ご来店OKです!
ご来店前にご一報 08069302066 にご連絡くださいませ!
また、今年は低温が続き、苗の成長がゆっくりです。
1週間ほど日持ちがしそうですので、1週間~10日以内でしたらご希望あればご連絡くださいませ!
リンゴの芽もゆっくり開芽しました。
自然菜園の畑の隣にある桜並木も蕾がパンパンに大きくなり、開花も目前です。
そして本農園も春らしい陽気の中でスクスクと春野菜苗が成長しております。
本日は、今年から初めての試み、「苗の日」の初日です!
今年はどんな出会いがあるのでしょう。
今から楽しみです!
本命の「夏野菜の苗の日」ではないので、今日のご予約のお客様の人数もゆるやか。
一人一人とお話ししている時間も少しありそうです。
毎年、お客様とお話しすることも楽しみの一つです。
本日は販売所(育苗ハウス)に在中しておりますので、当日ご来店OKです!
ご来店前にご一報 08069302066 にご連絡くださいませ!
また、今年は低温が続き、苗の成長がゆっくりです。
1週間ほど日持ちがしそうですので、1週間~10日以内でしたらご希望あればご連絡くださいませ!
久方ぶりの更新になります。
大変お待たせしました、今年の野菜苗の一般予約受付を開始いたしました!
今年も40種類ほど取り揃えております。
詳しくはこちらから
↓
http://azuminononora.blog.shinobi.jp/%E7%B0%A1%E6%98%93%E6%B3%A8%E6%96%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0/20160415
今年は昨年要望がありました長野県の在来種・固定種を盛り込みました。
・ぼたんこしょう
・小布施丸ナス
そしてハーブガーデンやお料理へのアクセントにも使っていただけるようハーブ系の苗を充実させました。
個人での生産ですので少量多品目生産でいるため数に限りがございます。
ご希望の方はお早目のご予約をお願いいたします。
大変お待たせしました、今年の野菜苗の一般予約受付を開始いたしました!
今年も40種類ほど取り揃えております。
詳しくはこちらから
↓
http://azuminononora.blog.shinobi.jp/%E7%B0%A1%E6%98%93%E6%B3%A8%E6%96%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0/20160415
今年は昨年要望がありました長野県の在来種・固定種を盛り込みました。
・ぼたんこしょう
・小布施丸ナス
そしてハーブガーデンやお料理へのアクセントにも使っていただけるようハーブ系の苗を充実させました。
個人での生産ですので少量多品目生産でいるため数に限りがございます。
ご希望の方はお早目のご予約をお願いいたします。
本日、すがすがしい天気で剪定作業を進めたい気持ちでいっぱいですが、グググっと我慢して、PALネットながのが主催する「明日の長野県農業を担う若人のつどい」に参加してきました。
実は今まではとにかく技術を磨きたくてスクールや講習会などばかりに顔をだしてきた僕ですが、こういった「思いを伝えあう場」に足を運ぶのは初めて。
なにしろ、就農するにしても、「そもそも栽培が出来なければ経営が成り立たない」「育てる作物の説明やセールスポイントを知らなければ人に勧められない・販売もできない」し、自分自身が技術を習得していくことがすごく好きなので、就農前の5年間はただひたすら技術の勉強をしていました。
そんな技術習得のために参加したイベントでもたくさんのつながりができて今すごく支えられています。
でも、いろいろな場所に参加はしたけれど、やはりそれぞれ参加した環境は「技術を得る場」なので「技術」を求めて集まった方達が多くどこか偏りがある。
今回の「若人のつどい」は「若人」という偏りはあるけれど、県内の若手就農者が栽培作目や農法、経営形態etc関係なく、一同に集まり、自分の思いや今までしてきたことを発表・ディスカッションする場であり、「技術」ではなく「思い」が共鳴する場。
「もっと広い可能性が見つかるかもしれない」そんな期待を込めての参加でした。
何しろ、恥ずかしい話、就農して2年が経ちましたが、「これからどうしていきたいか」という具体的な照準がまだ定まっていないのです。
いえ、”目的”は定まってはいるのです。(その目的の概要は後で話ます。)
ですが、それをどうすれば具体的に実行できるか、それは個人だけでは実現が難しいと思いはじめたのです。(そんな迷いがこのブログにも出ているなぁといつも感じています)
あれもやりたい、これもやりたい、全部やりたい、実現したい、そしてつなげたい、そんな思いはあるものの、でも一番大切なものを守ることで精いっぱいで、形にできず、表にでず手段もわからず、とにかくこの「思い」だけを手荷物にして参加してきました。
「若人のつどい」は部門が3つ分かれていて「意見発表」「プロジェクト発表」「パネルディスカッション」の構成になっています。
特に「パネルディスカッション」は今回この会に誘ってくれた友人がお勧めする部門で、なんでも彼自身もこのディスカッションを聞いて影響を受け農家に転職することを決意したそうです。
それを聞いてしまうと、すでにその熱が電波してきそうです。
今回のテーマは「農業における組織と個」でした。
「組織」は企業ではなくどちらかといえば「グループ」、「個」は個人です。
パネラーは組織陣はJA長野青年部協議会・全国農業青年クラブ連絡協議会、個陣は新規就農者、中間に組織も個人も経験しているPALネットながの前会長のリンゴ農家、の4名でトークされました。
組織陣が組織に所属する最大のメリット、それは「つながり」でした。
個人ではどうしても狭まってしまう可能性を可能にする力がある、だから私は組織に所属する。
一方で個人は「自分の一番大切なものに時間を費やしたい」
でした。
んんん、だんだん自分の核心に迫ってきました。
そして質疑応答ででてきました。
質問者「自分は新規就農を目前に控えていますが、組織ではいろんな活動をしていろんな可能性を実現しうらやましく思う反面、農家としてしっかり作物を育てる時間もほしい。でもそれだと組織で活動する時間がないけどどうしたらいいですか?」
あああああーこれだ。
いつも思います。
みんなよくいろいろと面白そうなことをやる時間があるなと。
さて、ここで僕の農業をする目的を少し話します。
僕は「農が大好き」です。
大好きな生き物に触れ、深く考え、研究し、いろんな人に出会え新たなものを創造できるという個人的な好奇心やクリエイト性、成長が叶う一方で、「一番大切な家族に、そしてお客様に安全な食べ物を自分自身が提供することができる」「地元の産業を支えることができる」「家業を引き継ぐことで親族に恩返しができる」といった「感謝の気持ち・恩返しの気持ち」を具体的な形にすることができる。
こんな、
「自分の好奇心を形に」し「それを実現させてくれている環境への感謝の気持ちを形に」できる「自分も楽しい、周りもうれしい」仕事
はなかなかないと思います。
もはや現状だけでもいいのではと思ってしまいますが、これから「安全・安心」がさらに農産物に求められる昨今、もっとみなさんに我が家の農園を知ってもらい、納得してもらい、利用してもらうにはどうしたらいいか(ついでに自分が楽しくあるにはどうしたらいいか)、その技術をよりスピーディに会得するにはどうすればいいかを考えたとき、「なにか農園とお客さんをもっと深くつなげる環境を提供したい」と思いました。
その案もモヤっとあるのですが、思った以上に壮大で、現状ではやりきれません。(時間がありません汗)
その前準備が今実施している「農業高校で菜園講師をする」でした。
そこで、個人では難しい新たな視点や構想を実現する規模を組織に参加することで実現できないかと思っていました。
こんな悩める新規就農者の解決の糸口はいかに!?
話を戻しますと、パネラーの方の返答は
「自分の柱にするものは何なのかを見定め、自分に合った組織に可能なら参加してみること」
でした。
中には「自分の農園で新たに常勤雇用し自分の時間をつくった」などの意見もありましたが、まだ小規模農家の僕には先の遠い話でした。
でもそうでした。
僕はまだ就農したばかりで経営基盤がしっかりはしていません。
ましてや家族もあり、やはり新たなことを今実施していくことは時期ではないのかもしれません。
なにごとも時期は大切です。
自分のこれからの将来構想を具体化するために組織に所属しようとも思いましたが、今それを決めなくてもいいと思いました。
まとめますと、
まずは目の前のことを、それだけでも今は十分目的を達成できる。
いつ、何を、どうやって実行するのか、その時期に備えいろいろと構想し温めておく。
しかし生産者でありたいと強く思うほど、その構想は絞られてしまうため、生産とそれ以外のつり合いをどうするのかを計画しておく。
でも大きなことだけでなく、小さなことでいろいろとできることももちろんあるのでまずはそこから。
抽象的なまとまりになってしまいましたが、自分の考えをまとめたり具体的に考えたりするにはすごくいい機会になりました。
そしてまずはこれから始まる苗販売で何ができるか・・・です!
実は今まではとにかく技術を磨きたくてスクールや講習会などばかりに顔をだしてきた僕ですが、こういった「思いを伝えあう場」に足を運ぶのは初めて。
なにしろ、就農するにしても、「そもそも栽培が出来なければ経営が成り立たない」「育てる作物の説明やセールスポイントを知らなければ人に勧められない・販売もできない」し、自分自身が技術を習得していくことがすごく好きなので、就農前の5年間はただひたすら技術の勉強をしていました。
そんな技術習得のために参加したイベントでもたくさんのつながりができて今すごく支えられています。
でも、いろいろな場所に参加はしたけれど、やはりそれぞれ参加した環境は「技術を得る場」なので「技術」を求めて集まった方達が多くどこか偏りがある。
今回の「若人のつどい」は「若人」という偏りはあるけれど、県内の若手就農者が栽培作目や農法、経営形態etc関係なく、一同に集まり、自分の思いや今までしてきたことを発表・ディスカッションする場であり、「技術」ではなく「思い」が共鳴する場。
「もっと広い可能性が見つかるかもしれない」そんな期待を込めての参加でした。
何しろ、恥ずかしい話、就農して2年が経ちましたが、「これからどうしていきたいか」という具体的な照準がまだ定まっていないのです。
いえ、”目的”は定まってはいるのです。(その目的の概要は後で話ます。)
ですが、それをどうすれば具体的に実行できるか、それは個人だけでは実現が難しいと思いはじめたのです。(そんな迷いがこのブログにも出ているなぁといつも感じています)
あれもやりたい、これもやりたい、全部やりたい、実現したい、そしてつなげたい、そんな思いはあるものの、でも一番大切なものを守ることで精いっぱいで、形にできず、表にでず手段もわからず、とにかくこの「思い」だけを手荷物にして参加してきました。
「若人のつどい」は部門が3つ分かれていて「意見発表」「プロジェクト発表」「パネルディスカッション」の構成になっています。
特に「パネルディスカッション」は今回この会に誘ってくれた友人がお勧めする部門で、なんでも彼自身もこのディスカッションを聞いて影響を受け農家に転職することを決意したそうです。
それを聞いてしまうと、すでにその熱が電波してきそうです。
今回のテーマは「農業における組織と個」でした。
「組織」は企業ではなくどちらかといえば「グループ」、「個」は個人です。
パネラーは組織陣はJA長野青年部協議会・全国農業青年クラブ連絡協議会、個陣は新規就農者、中間に組織も個人も経験しているPALネットながの前会長のリンゴ農家、の4名でトークされました。
組織陣が組織に所属する最大のメリット、それは「つながり」でした。
個人ではどうしても狭まってしまう可能性を可能にする力がある、だから私は組織に所属する。
一方で個人は「自分の一番大切なものに時間を費やしたい」
でした。
んんん、だんだん自分の核心に迫ってきました。
そして質疑応答ででてきました。
質問者「自分は新規就農を目前に控えていますが、組織ではいろんな活動をしていろんな可能性を実現しうらやましく思う反面、農家としてしっかり作物を育てる時間もほしい。でもそれだと組織で活動する時間がないけどどうしたらいいですか?」
あああああーこれだ。
いつも思います。
みんなよくいろいろと面白そうなことをやる時間があるなと。
さて、ここで僕の農業をする目的を少し話します。
僕は「農が大好き」です。
大好きな生き物に触れ、深く考え、研究し、いろんな人に出会え新たなものを創造できるという個人的な好奇心やクリエイト性、成長が叶う一方で、「一番大切な家族に、そしてお客様に安全な食べ物を自分自身が提供することができる」「地元の産業を支えることができる」「家業を引き継ぐことで親族に恩返しができる」といった「感謝の気持ち・恩返しの気持ち」を具体的な形にすることができる。
こんな、
「自分の好奇心を形に」し「それを実現させてくれている環境への感謝の気持ちを形に」できる「自分も楽しい、周りもうれしい」仕事
はなかなかないと思います。
もはや現状だけでもいいのではと思ってしまいますが、これから「安全・安心」がさらに農産物に求められる昨今、もっとみなさんに我が家の農園を知ってもらい、納得してもらい、利用してもらうにはどうしたらいいか(ついでに自分が楽しくあるにはどうしたらいいか)、その技術をよりスピーディに会得するにはどうすればいいかを考えたとき、「なにか農園とお客さんをもっと深くつなげる環境を提供したい」と思いました。
その案もモヤっとあるのですが、思った以上に壮大で、現状ではやりきれません。(時間がありません汗)
その前準備が今実施している「農業高校で菜園講師をする」でした。
そこで、個人では難しい新たな視点や構想を実現する規模を組織に参加することで実現できないかと思っていました。
こんな悩める新規就農者の解決の糸口はいかに!?
話を戻しますと、パネラーの方の返答は
「自分の柱にするものは何なのかを見定め、自分に合った組織に可能なら参加してみること」
でした。
中には「自分の農園で新たに常勤雇用し自分の時間をつくった」などの意見もありましたが、まだ小規模農家の僕には先の遠い話でした。
でもそうでした。
僕はまだ就農したばかりで経営基盤がしっかりはしていません。
ましてや家族もあり、やはり新たなことを今実施していくことは時期ではないのかもしれません。
なにごとも時期は大切です。
自分のこれからの将来構想を具体化するために組織に所属しようとも思いましたが、今それを決めなくてもいいと思いました。
まとめますと、
まずは目の前のことを、それだけでも今は十分目的を達成できる。
いつ、何を、どうやって実行するのか、その時期に備えいろいろと構想し温めておく。
しかし生産者でありたいと強く思うほど、その構想は絞られてしまうため、生産とそれ以外のつり合いをどうするのかを計画しておく。
でも大きなことだけでなく、小さなことでいろいろとできることももちろんあるのでまずはそこから。
抽象的なまとまりになってしまいましたが、自分の考えをまとめたり具体的に考えたりするにはすごくいい機会になりました。
そしてまずはこれから始まる苗販売で何ができるか・・・です!
プロフィール
HN:
那須野 圭佑 (果樹園なすのさんち 園主)
性別:
非公開
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