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いよいよ暑くなってきました。
ここ2日で30℃を越す猛暑が突然やってきましたね。
3日前まで23℃だったというのに・・・
農家としては天気になって作業もはかどり一安心です。
そんな中、こんな良い天気ですが本日休業いたしまして、前職の高校の畑に足をはこびました。
2年前、農業高校の教員時代、授業の一環として「自然菜園」を採用し畑をつくり、私の退職後は私の行動に賛同してくださった先生が今でもその畑を維持・管理をしてくださっています。
本日はその畑の様子を見に行くこととなっていました。
現在、私が試験農場として運営している「自然菜園」は今までの試行錯誤の末なんとかこぎつけた形(といいましても3年程度ですが)ですが、その原点がこの高校の畑です。
その畑の経過を見て、不耕起の土作りを勉強しています。

農業をしていくうえで避けてはとおれない一番の難所は「土作り」です。
その方法はさまざまで、各農家さんで違うくらいです。
私はその中でも、「生き物の流れになるべく準じた土作り」をしたいと思ってきました。

昨今では、土作りといえば化学肥料を基準とし、有機農業でもその基準は肥料成分によるものでした。
その現状を生で見たとき、これが私たちの体の中に入って栄養となるのかと思うとゾッとした経験をいまでも忘れません。
人口増加が進む中、そういった大量生産型の農業は間違いなく必要であると認識していますが、出来れば私の周りの人くらいは生き物の循環に準じて育った食べ物を口にしてほしいという願いがあり、また私自身生物が好きであることから生き物の住める環境で作物を育てたいという願望から、それに見合う土作りを学びたいと思いました。
今では、私の野菜の師匠の言っていることを少しずつ理解し始め、生き物の流れを読む視点を持ち始めることができましたが、もちろん始めた当時はそんなことはつゆ知らず、わからないまま手探りではじめ、その成果が今の高校の畑に出ています。



私と同じく、師匠のスクールに通っている方には見慣れた畑が今でも高校に残っています。
この畑は昨年まで中々作物が育たずにいましたが、今年はわりとよく育っています。

ミニトマト


カボチャ


6月中旬に撒いたラッカセイ



3年目にして、今までの土作りの成果が出始めた様子が伺えます。

この畑のテーマは「”どんな品種”でもそこそこ育つ畑」です。
そのテーマの理由は、「この畑では自家採種できない」から。
正確に言えば、種取から育苗までの作業ができる方がいらっしゃらないのです。
トマトやナスのように、自家採種は簡単でも、その種を使って育苗するまでの技術はなく、また直播できるウリ科などは、周りに他の品種のウリ科が植わっており、交雑する可能性が極めて高いからです。
そのため、その畑に慣れた品種をそだてることができず、外から持ってきた苗や種を使わざるを得ないので、どんな品種でも育つように土作りをしておくのが最大の課題です。
3年目にして野菜の成長をみてその課題が少しクリアし始めた気がします。
土壌診断の結果、いろいろと課題はありますが、特にpHが高いため、スイカの生育はやっぱり乏しく今はそれが課題と考えています。

今後もこの畑から学んでいきたいと思います。
私の原点の畑の紹介でした。
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